自宅玄関のドアをスマートロック化してみよう – Part3 SwitchBot の設定

SwitchBot ロック、キータッチパッド、ハブミニの導入が完了したので、SwitchBotの機能を考慮した玄関ドアのスマートロックの運用をイメージして、設定していきたいと思います。


SwitchBot ロックの導入

SwitchBot キータッチパッドの導入

SwitchBot ハブミニの導入


SwitchBot ロックとハブミニを連携する


SwitchBot ロック

SwitchBot ロックとハブミニを連携していない場合、SwitchBot アプリをインストールしているスマホと SwitchBot ロック間で Bluetooth 接続できる距離での操作になります。

SwitchBot ロックを外出先から遠隔操作したり、解錠・施錠の状態を外出先から確認したりできるようにするために、SwitchBot ロックとハブミニを連携します。

SwitchBot キーパッドタッチ

SwitchBot アプリを起動し、登録済みのデバイス「ロック」をタップします。
SwitchBot アプリを起動し、登録済みのデバイス「ロック」をタップします。
「ロック」で右上の「+」設定をタップします。
「ロック」にて右上の「歯車」設定をタップします。
ロックの「設定」にて「クラウドサービス」をタップします。
ロックの「設定」にて「クラウドサービス」をタップします。

「クラウドサービス」にて「クラウドサービス」のスイッチをタップして、クラウドサービスを有効にします。
「クラウドサービス」にて「クラウドサービス」のスイッチをタップして、クラウドサービスを有効にします。
クラウドサービスのスイッチがオンになり、「ハブ ID」に設置した「ハブミニ」が表示されていることを確認します。
クラウドサービスのスイッチがオンになり、「ハブ ID」に設置した「ハブミニ」が表示されていることを確認します。
SwitchBot アプリのホームで「ロック」のアイコンが Bluetooth からクラウドに変わり、連携が完了しました。
SwitchBot アプリのホームで「ロック」のアイコンが Bluetooth からクラウドに変わり、連携が完了しました。

SwitchBot キーパッドタッチとハブミニを連携する

SwitchBot ロックと同様に、キーパッドタッチもハブミニと連携していない場合、SwitchBot アプリをインストールしているスマホと SwitchBot キーパッドタッチ間で Bluetooth 接続できる距離での操作になります。

外出先からSwitchBot キーパッドタッチの履歴を確認・通知したり、遠隔設定するために、SwitchBot キーパッドタッチとハブミニを連携します。


SwitchBot アプリを起動し、登録済みのデバイス「キーパッドタッチ」をタップします。
SwitchBot アプリを起動し、登録済みのデバイス「キーパッドタッチ」をタップします。
「キーパッドタッチ」にて右上の「+」設定をタップします。
「キーパッドタッチ」にて右上の「歯車」設定をタップします。
キーパッドタッチの「設定」にて「ハブに接続」のスイッチをタップして、ハブミニとの連携を有効にします。
キーパッドタッチの「設定」にて「ハブに接続」のスイッチをタップして、ハブミニとの連携を有効にします。

「ハブに接続」のスイッチがオンになったことを確認します。
「ハブに接続」のスイッチがオンになったことを確認します。
SwitchBot アプリのホームで「キーパッドタッチ」のアイコンが Bluetooth からクラウドに変わり、連携が完了しました。
SwitchBot アプリのホームで「キーパッドタッチ」のアイコンが Bluetooth からクラウドに変わり、連携が完了しました。
Amazon で Switchbot を購入
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SwitchBot ロックとキーパッドタッチを設定する

SwitchBot ロックとキーパッドタッチで できること

SwitchBot ハブミニとロック、キーパッドタッチの連携が完了し、リモートからの遠隔操作や状態確認、通知ができるようになりました。以下、ハブミニとの連携後にSwitchBot ロックとキーパッドタッチでできることのリストです。このリストからスマートロックの運用をイメージして実際に設定していきたいと思います。


できること機能の要否運用イメージ
Apple Watch やスマホのアプリからドアの解錠と施錠キーパッドタッチ不調時などに備えます。
オートロック常に施錠状態にしておき、必要時にのみ解錠します。
NFC タグによる解錠と施錠×キーパッドタッチを使うため不要です。
遠隔操作による解錠と施錠キーパッドタッチ不調時などに備えます。
解錠と施錠のアラート通知および履歴確認解錠・施錠の変化を見逃さないようにします。
スマートスピーカーでの施錠と解錠×キーパッドタッチを使うため不要です。
指紋認識によるドアの解錠キーレスで解錠します。
パスワードによる解錠×指紋認証を使用するため不要です。
NFCカードキーによる解錠×指紋認証を使用するため不要です。
ボタン操作による施錠×オートロックを使うため不要です。
SwitchBot ロックとキーパッドタッチの機能と運用

Apple Watch やスマホのアプリからドアの解錠と施錠を設定する

Apple Watch やスマホの Bluetooth を使ってアプリから解錠・施錠します。キーパッドタッチが不調だったり、インターネットに接続できない場合でも、Bluetooth を使って解錠・施錠ができるようにしておきます。SwitchBot ロックが不調の場合は、通常の物理キーでも解錠・施錠する運用になります。

設定方法は「自宅玄関のドアをスマートロック化してみよう – Part1 SwitchBot ロックの導入」を参照ください。


オートロックを設定する

ドアが閉まった際に設定時間で自動施錠、ドアが開いた状態で設定時間で自動施錠という2パターンの設定ができます。安全のために、オートロックを設定し、常に施錠された状態にしておきます。

SwitchBot アプリを起動し、「ロック」をタップします。
SwitchBot アプリを起動し、「ロック」をタップします。
「ロック」にて右上の「歯車」設定をタップします。
「ロック」にて右上の「歯車」設定をタップします。
「設定」にて「自動施錠」をタップします。
「設定」にて「自動施錠」をタップします。

「自動施錠設定」にて「自動施錠」のスイッチをタップしてオンにします。「遅延施錠」でドアを閉めてから自動施錠までの時間を設定します。池残量が20%以下になった場合、自動施錠機能が無効になります。
「自動施錠設定」にて「自動施錠」のスイッチをタップしてオンにします。「遅延施錠」でドアを閉めてから自動施錠までの時間を設定します。池残量が20%以下になった場合、自動施錠機能が無効になります。
「自動施錠設定」にて「解錠後自動施錠」のスイッチをタップしてオンにします。「遅延施錠」でドアの開閉に関係なく、解錠してから自動施錠までの時間を設定します。
「自動施錠設定」にて「解錠後自動施錠」のスイッチをタップしてオンにします。「遅延施錠」でドアの開閉に関係なく、解錠してから自動施錠までの時間を設定します。

NFC タグによる解錠と施錠

NFC タグにスマホをかざすことで解錠と施錠ができます。オートロックを使用するため、NFC タグによる施錠は不要です。外側からの解錠はキーパッドタッチを使用し、内側からは手動でサムターンのつまみを回して解錠するため、NFC タグによる解錠と施錠は設定しないことにします。


遠隔操作による解錠と施錠

SwitchBot ハブミニと連携することで、キーパッドタッチが不調だった場合、外出先から SwitchBot アプリから解錠・施錠できるようにします。

設定方法は「SwitchBot ロックとハブミニを連携する」を参照ください。


解錠と施錠などのアラート通知を設定する

SwitchBot ハブミニと連携することで、外出先でも解錠と施錠の通知を受け取ることができます。SwitchBot ロックでは、玄関ドアが閉じていない、施錠されていない場合にスマホに通知されるようにします。SwitchBot キーパッドタッチでは、本体が取り外された場合にスマホに通知されるようにします。通知設定により、玄関ドアの異常を瞬時に把握できるようになるため、より安全にスマートロックを運用できます。セキュリティリスクを軽減するため、使用するメイン機能です。

SwitchBot ロックの通知を設定する

SwitchBot アプリを起動し、「ロック」をタップします。
SwitchBot アプリを起動し、「ロック」をタップします。
「ロック」にて右上の「歯車」設定をタップします。
「ロック」にて右上の「歯車」設定をタップします。
「ロック」にて「詳細設定」をタップします。
「ロック」にて「詳細設定」をタップします。

ロックが Bluetooth に接続されていないとき、ホーム画面で解除をタップすると、解除を再度確認するように通知が出るようにします。「詳細設定」にて「リモート解除通知」のスイッチをタップしてオンにします。
ロックが Bluetooth に接続されていないとき、ホーム画面で解除をタップすると、解除を再度確認するように通知が出るようにします。「詳細設定」にて「リモート解除通知」のスイッチをタップしてオンにします。
ロック」に戻り、「通知設定」をタップします。
「ロック」に戻り、「通知設定」をタップします。
「通知設定」を設定します。
「通知設定」を設定します。
  • 「通知を許可」のスイッチをオンにします。通知する解錠・施錠の条件を選択します。
  • 指定時間を過ぎてもドアが閉まっていない場合に通知するように設定します。

指定時間を過ぎてもドアが施錠されていない場合に通知するように設定します。バッテリー残量が20%以下になると、12時間ごとにスマホにプッシュ通知されます
指定時間を過ぎてもドアが施錠されていない場合に通知するように設定します。バッテリー残量が20%以下になると、12時間ごとにスマホにプッシュ通知されます
「ロック」に戻り、「アラート」をタップします。
「アラート設定」にて指定時間を過ぎてもドアが閉まっていない場合は警告音が鳴るように「ドアが閉まっていません」を設定します。指定時間が過ぎてもドアが施錠されていない場合に警告音が鳴るように「ドアが施錠されていません」を設定します。
「アラート設定」にて指定時間を過ぎてもドアが閉まっていない場合は警告音が鳴るように「ドアが閉まっていません」を設定します。指定時間が過ぎてもドアが施錠されていない場合に警告音が鳴るように「ドアが施錠されていません」を設定します。

SwitchBot キーパッドタッチの通知を設定する

SwitchBot アプリを起動し、登録済みのデバイス「キーパッドタッチ」をタップします。
SwitchBot アプリを起動し、登録済みのデバイス「キーパッドタッチ」をタップします。
「キーパッドタッチ」にて右上の「歯車」設定をタップします。
「キーパッドタッチ」にて右上の「歯車」設定をタップします。
キーパッドタッチの「設定」にて「取り外しアラート」をタップします。
キーパッドタッチの「設定」にて「取り外しアラート」をタップします。

「取り外しアラート」のスイッチをオンにします。キーパッドタッチが取り外されると、赤い表示灯とビープ音が鳴り続けるようになります。
「アラート通知」のスイッチをタップしてオンにします。キーパッドタッチが取り外されると、アプリとメールアドレスにアラート通知が送信されるようになります。
「取り外しアラート」のスイッチをオンにします。キーパッドタッチが取り外されると、赤い表示灯とビープ音が鳴り続けるようになります。
「アラート通知」のスイッチをタップしてオンにします。キーパッドタッチが取り外されると、アプリとメールアドレスにアラート通知が送信されるようになります。


スマートスピーカーでの施錠と解錠

Alexaや Google Home から音声でドアを解錠することができます。施錠はオートロックを使用し、解錠はSwitchBot キーパッドタッチがあるため、スマートスピーカーでの施錠と解錠は設定しないことにします。


指紋認識によるドアの解錠

指紋による生体認証で解錠することができます。100件の指紋を登録することができるので、家族全員の複数本の指紋を登録することにします。濡れた指先や子どもの細い指でも、本体に保存されたデータで安全かつ素早く認識できます。子どもが物理キーを持たなくても解錠できるように使用するメイン機能です。

設定方法は「自宅玄関のドアをスマートロック化してみよう – Part2 SwitchBot キーパッドタッチの導入」を参照ください。


パスワードによる解錠

ワンタイムパスワードや期限限定パスワードを設定して解錠することができます。パスワードは漏洩のリスクが高くなるため設定しないことにします。


NFCカードキーによる解錠

SwitchBot キーパッドタッチ付属のカードキーで解錠することができます。物理的なカギは極力しない方針のため、NFCカードキーによる解錠は設定しないことにします。


ボタン操作による施錠

オートロックを使用するため、SwitchBot キーパッドタッチのボタン操作による施錠は設定しないことにします。

SwitchBot アプリを起動し、登録済みのデバイス「キーパッドタッチ」をタップします。
SwitchBot アプリを起動し、登録済みのデバイス「キーパッドタッチ」をタップします。
「キーパッドタッチ」にて右上の「歯車」設定をタップします。
「キーパッドタッチ」にて右上の「歯車」設定をタップします。
キーパッドタッチの「設定」にて「施錠ボタン設定」をタップします。

「無効にする」をタップします。
「無効にする」をタップします。
「無効にする」にチェックが入り、施錠ボタンが無効になります。
「無効にする」にチェックが入り、施錠ボタンが無効になります。
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スマートロックを使用した感想

指紋による生体認証で、物理キーがなくても解錠できるのがとても便利です。解錠のために子どもの帰宅を気にして外出などしていましたが、気にする必要がなくなりました。また、重い荷物を持っていたり、荷物が多いときには、カバンからキーを出して解錠するという、かなり大きなストレスから解放されました。

オートロックもかなり便利で、家族全員でお出かけする際に、最後の施錠のために全員が家を出るのを待つ必要がなく、自動で施錠されるのも良い感じです。鍵がかかった状態がデフォルトになるのも安心です。

外出先から遠隔で解錠・施錠の状態を確認できるので、ロックし忘れたのでは?という心配から解放されます。ドアが閉まっていなかったり、施錠されていない状態が続くと、スマホに通知される点も安心です。

SwitchBotrロックとキーパッドタッチのデバイスを登録できるアカウントは1つだけで、通信も AES-128-CTR で暗号化されているため、セキュリティ面においても安心です。IP65高水準の防塵・防水レベルなので屋外で使っても壊れるリスクが低いです。生体情報も本体だけに保存されているのも良いですね。キーパッドタッチの取り外しアラート通知を設定していますが、SwitchBot 屋外カメラを導入してさらにセキュリティを高めるのもよさそうです。

今のところ、誤動作や、うまく解錠できないといった不具合はなく、安定して使用できています。一点、指紋認証ですが、少し濡れた指先だと問題なく認証できるのですが、ベタベタに濡れた指先だとさすがに認証に失敗することがあります。その場合は、本体の指紋センサー部分と指先をハンカチなどで乾いた状態にすれば認証できます。


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