リモコンのないライトを SwitchBot ボットでスマート化しよう

SwitchBot ボットの設定と設置
SwitchBot ボットの設定と設置

居間のシーリングライトやエアコン、サーキュレーターなど、リモコンがある家電は SwitchBot ハブミニを使ってスマートリモコンで操作できるようになりました。居間の天井四隅にダウンライトがあるのですが、これはリモコンはなく、物理的な埋込スイッチのみによる OFF / ON のため、SwitchBot ハブミニから直接コントロールすることができません。

リモコンのない家電をスマート化することができる製品が SwitchBot ボットです。スマホやスマートスピーカーから小型のロボットアームを制御して、リモコンのない家電の物理的なスイッチを OFF / ON してくれます。今回は SwitchBot ボットを導入して、リモコンのない居間のシーリングライトをスマート化したいと思います。

SwitchBot ボットと SwitchBot ハブミニを連携させることで、インターネット経由での遠隔操作や Amazon Alexa などのスマートスピーカーで SwitchBot ボットを操作できるようになります。SwitchBot ハブミニの導入は下記を参照ください。

SwitchBot ボットを設定する

パッケージ内容

SwitchBot ボットのパッケージ内容
SwitchBot ボットのパッケージ内容

SwitchBot ボットには下記のものが付属されてます。

  • ボット本体(CR2リチウム電池内蔵)
  • 取り扱い説明書
  • 「スイッチ」モード専用パーツ *2
  • 両面テープ

SwitchBot ボットをアプリに登録する

SwitchBot ボット本体の絶縁シートを取り外し、電源を投入します。


SwitchBot アプリを起動し、ホーム右上にある「+」デバイスの追加をタップします。
SwitchBot アプリを起動し、ホーム右上にある「+」デバイスの追加をタップします。
デバイスの追加で「ボット」をタップします。
右側にあるボットアイコンをタップして動作確認します。問題なければ「次へ」をタップします。

デバイス名を入力します。今回はダウンライトに使用するため「ダウンライト」を入力して、「次へ」をタップします。
デバイス名を入力します。今回はダウンライトに使用するため「ダウンライト」を入力して、「次へ」をタップします。
「完了」をタップして、SwitchBot ボットの追加を完了させます。
「完了」をタップします。
SwitchBot ボットがホームに表示され、追加が完了しました。

SwitchBot ボットにパスワードを設定する

SwitchBot ボットは Bluetooth 接続できる範囲であれば、どのアプリからでも操作できてしまいます。お隣さんや知らない人に操作されないように、SwitchBot ボットにパスワードを設定します。

SwitchBot アプリを起動し、追加した「ボット」をタップします。
SwitchBot アプリを起動し、追加した「ボット」をタップします。
設定にて「詳細設定(パスワード等)」をタップします。
設定にて「詳細設定(パスワード等)」をタップします。
詳細設定にて「パスワード」をタップします。
詳細設定にて「パスワード」をタップします。

「パスワード」を2回入力して、「OK」をタップします。
「パスワード」を2回入力して、「OK」をタップします。
パスワード設定後、SwitchBot ボットを使用するために、初回のみ認証が必要になります。ボットのアイコンをタップしてパスワード認証を実施します。
パスワード設定後、SwitchBot ボットを使用するために、初回のみ認証が必要になります。ボットのアイコンをタップしてパスワード認証を実施します。
ボットに設定したパスワードを入力して、「OK」をタップします。以上でパスワード設定は完了です。
ボットに設定したパスワードを入力して、「OK」をタップします。以上でパスワード設定は完了です。

SwitchBot ハブミニと ボットを連携する

インターネット経由での遠隔操作や Amazon Alexa などのスマートスピーカーで SwitchBot ボットを操作できるように、SwitchBot ハブミニと ボットを連携します。

SwitchBot アプリを起動し、追加した「ボット」をタップします。
SwitchBot アプリを起動し、追加した「ボット」をタップします。
設定にて「クラウドサービス」をタップします。
クラウドサービスにて「クラウドサービス」のスイッチをタップして有効にします。以上でSwitchBot ハブミニと ボットの連携は完了です。
クラウドサービスにて「クラウドサービス」のスイッチをタップして有効にします。以上でSwitchBot ハブミニと ボットの連携は完了です。

SwitchBot ボットを設置する

埋込スイッチに SwitchBot ボットを両面テープで貼り付けます。埋込スイッチの枠の幅が 14mm 程度で、両面テープの接着面が狭くなるため、ボットがうまくスイッチを押せなかったり、使用しているうちにボットが剝がれ落ちてしまう可能性があります。そこで、スペンサーとしてアクリル棒を壁に取り付けて両面テープの接着面を広くしたいと思います。


スペンサーに使用する材料

埋込スイッチの厚みが 9mm のため、10mm角のアクリル棒をスペンサーとして使用します。
埋込スイッチの厚みが 9mm のため、10mm角のアクリル棒をスペンサーとして使用します。
スペンサーを壁面に取り付けるために、3.8mm * 28mm の木用ネジを使用します。
スペンサーを壁面に取り付けるために、3.8mm * 28mm の木用ネジを使用します。

アクリル角棒を加工する

10mm角のアクリル角棒を埋め込みスイッチの高さに合わせて 120mm にカットしました。切断にはピラニア・ツールの ピラニアII鋸を使用しました。
10mm角のアクリル角棒を埋め込みスイッチの高さに合わせて 120mm にカットしました。切断にはピラニア・ツールの ピラニアII鋸を使用しました。


120mm にカットした 10mm アクリル角棒にネジ穴を開けます。ネジの直径が 3.8mm なので、4mm のドリル刃で穴を開けました。 2mm -> 3.5mm -> 4mm とドリル刃を変更して徐々に穴を大きくしていきます。
120mm にカットした 10mm アクリル角棒にネジ穴を開けます。ネジの直径が 3.8mm なので、4mm のドリル刃で穴を開けました。 2mm -> 3.5mm -> 4mm とドリル刃を変更して徐々に穴を大きくしていきます。
SwitchBot ボット用のスペンサーが完成しました。

壁面にスペンサーを固定して SwitchBot ボットを設置する

作成したスペンサーの裏面に薄手の両面テープで壁面に貼り付けてから、ネジで固定します。
作成したスペンサーの裏面に薄手の両面テープで壁面に貼り付けてから、ネジで固定します。
埋込スイッチの枠と、スペンサーに、SwitchBot ボットを両面テープを使って貼り付ければ設置の完了です。

SwitchBot ボットを使用した感想

リモコンのないダウンライトをどのようにスマート化するか色々調べていたのですが、SwitchBot ボットはまさにピッタリの製品でした。設置に一工夫いりましたが、設置ができれば設定はとても簡単で安定して使用できています。

Bluetooth に接続できる範囲なら、誰でも接続して操作できる状態になるとセキュリティ的に不安でしたが、パスワードを設定することで安心して使用できます。

SwitchBot ボットを設置するのに工夫が必要だと思いますが、リモコンがない給湯器やコーヒーメーカー、炊飯器など使用することができるので、スマート化家電の範囲がかなり広がりそうです。デスクトップPC の電源をリモートから投入してリモートデスクトップで接続して使用するという運用も有効かもしれないですね。



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