RaspberryPi 用の15.6 inch タッチパネル

RaspberryPi 用の15.6 inch タッチパネル

Raspberry Pi をタッチパネルで操作できたら便利なガジェットにできると思いタッチパネルを検討し購入しました。最終的にはタッチパネルを壁掛けにしてスマートホームのコントローラ的な用途にできたらいいなぁと思っています。まずは第一歩としてタッチパネルを選定、購入し、Raspberry Pi での動作確認まで実施したいと思います。

タッチパネルの要件

下記要件でタッチパネルを探します。大きいサイズのタッチパネルで25,000円以下というところは厳しいかもしれないですね。

  • Windows 以外のOSでタッチ操作ができる
  • 容易に壁に取り付けができるサイズと重量
  • 壁掛けで使ったときに表示内容が確認できるサイズ
  • 25,000 円以下で購入できる

タッチパネルをWEBで探す

まずは「タッチパネル サイズ おすすめ」のキーワードで検索してみます。17インチ以下のコンパクトなモデルが主流で、ノートパソコンと同程度の作業領域を確保できる15.6インチ程度のモデルが人気ですのようですね。

さっそくAmazon で 17インチ以下のモデルを探しました。Viewturboのタッチパネルが 「IPS液晶パネル 15.6インチ 1920x1080FHD 非光沢 薄型 軽量」で、「 ¥26,960 」と少し予算オーバーですがコストパフォーマンスがよさそうです。

Viewturboのタッチパネル
Viewturboのタッチパネル

「window 10、Android 6.0以上、Linuxをサポートできますが、IOSに対応できません」とのことで、DebianベースのRaspberry Pi OS も動き要件を満たしています。

消費電力が8 Wh とのことですのでディスプレイを表示しっぱなしでも、1ヵ月ざっくり 144円 程度(1時間あたりの消費電力 0.008 kW * 使用時間 24*30 h * 料金単価 25円/kWh = 1ヵ月料金144円)で運用できるのも嬉しいですね。

こちらのタッチパネルを購入することにします。

Viewturbo タッチパネル の詳細

BrandViewturbo
商品モデル番号VTFT01
商品のサイズ36.1 x 22.9 x 0.6 cm
ディスプレイサイズ15.6 インチ
解像度1920*1080 / 1080p Full HD Lines Per Inc
USB3.0用ポート数2
HDMIポート数1
電圧5 V
ワット数8 W
商品の重量2.1 kg
価格(税、送料込み)¥26,960
Viewturboのタッチパネル の詳細一覧

今回購入したタッチパネル Viewturbo VTFT01 は、現在 (2021/10/11) 在庫切れになっています。少し値が張りますが 4k タイプのタッチパネルが購入できます。

開封

注文した翌日に Viewturboのタッチパネル が配達されました。いろいろ思うところがありますが、さすがはAmazon。配達が早くすごいです。

金額から梱包には期待していなかったのですが、予想に反してなかなか良い感じの梱包です。

Viewturboの梱包
Viewturboの梱包

さっそく中身を確認してみます。やはり15.6 インチ ディスプレイは壁掛けにするのにちょうどよいサイズ感です。 モバイルユース向けにスリーブが付属しているのもいいですね。

Viewturbo タッチパネル
Viewturbo 15.6 インチ タッチパネル

充実したアクセサリーもいいですね。mini HDMI でなく標準 HDMI なところもよいです。USB C ACアダプター *1 、USB A – USB C ケーブル * 1 、標準 HDMI ケーブル * 1 、USB C – USB C ケーブル * 1 、取り扱い説明書 * 1 、ケーブルバンド * 2 が同封されています。

Raspberry Pi にタッチパネルを接続する

Raspberry Pi と タッチパネルにケーブルを接続します。使用するケーブルと各ポートは下記になります。

  • 標準 HDMI ケーブル(Raspberry Pi: HDMI – タッチパネル:HDMI ディスプレイ用)
  • USB A – USB C ケーブル(Raspberry Pi: USB A – タッチパネル: USB C タッチ操作制御用)
  • USB C AC アダプター(タッチパネル: USB C – AC100Vコンセント 電源供給用)

Raspberry Pi OS を設定する

Raspberry Pi OS に ssh でログインし、取り扱い説明書の「 Linux 設定」に従って Raspberry Pi OS の /boot/config.txt ファイルに下記の行を追記して Raspberry Pi を再起動します。

$ vi /boot/config.txt

==追記ここから==
hdmi_group=2
hdmi_mode=1
hdmi_mode=68
hdmi_cvt 1920 60 6 0 0 0
==追記ここまで==

$ sudo shutdown -r now

動作確認

Raspberry Pi をタッチパネルで操作できるようになりました。画質も鮮明で、タッチ操作のレスポンスもいい感じです。ディスプレイのタッチ感もサラッとしていてなめらかでよい感じです。画面の明るさや色合いも変更できて機能も充実しており、かなりコストパフォーマンスが高いと思います。スマートホームのコントローラー構築に向けてなかなか順調なスタートになりました。

Raspberry Pi で 15.6インチタッチパネルを使う
Raspberry Pi で 15.6インチタッチパネルが使えるようになりました

おすすめの 15.6インチ タッチパネル

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です