自宅玄関のドアをスマートロック化してみよう – Part1 SwitchBot ロックの導入

妻も私も外出しているときに 遊びに出ていた子どもが帰宅したけど鍵がかかっていて家に入れない、、、かといって小学生の子どもに常時玄関の鍵を持たせるのは紛失のリスクもあり不安です。遠隔操作や生体認証で解錠・施錠できる良い製品はないかと Google で調べていたところ、SwitchBot ロックと SwitchBot キーパッド タッチというピッタリの製品がありました。

ドアの交換や工事が不要で設置することができ、コストパフォーマンスが高いというところもよさそうです。今回はスマートホームセキュリティ構築の一環として、 SwitchBot ロックと SwitchBot キーパッド タッチを導入していきたいと思います。

工事不要でドアをスマートロック化できる

SwitchBot ロック

パスワードや生体認証での解錠を可能にする

SwitchBot キーパッドタッチ

SwitchBot ロックの導入

SwitchBot キーパッドタッチの導入

SwitchBot ロック でできること

Apple Watch やスマホアプリからからドアの解錠・施錠ができ、オートロック機能があるところが良いですね。スマートスピーカーからの音声操作や、遠隔操作は SwitchBot ハブミニが必要とのことで、後々導入していきたいと思います。

SwitchBot ロックでできること
SwitchBot ロックでできること
  1. Apple Watch やスマホのアプリからドアの解錠と施錠
    • Apple Watch やスマホの Bluetooth を使ってアプリから解錠と施錠ができます
  2. オートロック
    • ドアが閉まった際に設定時間で自動施錠、ドアが開いた状態で設定時間で自動施錠という2パターンの設定ができます
  3. NFC タグによる解錠と施錠
    • NFC タグにスマホをかざすことで解錠と施錠ができます
  4. 遠隔操作による解錠と施錠(要SwitchBot ハブミニ)
    • 外出先から遠隔での解錠と施錠ができます
  5. 解錠と施錠のアラート通知および履歴確認(要SwitchBot ハブミニ)
    • 解施錠を通知するほかドアの状態も検知できます。ドアが開いた際にスマホに通知することができます
  6. スマートスピーカーでの解錠(要SwitchBot ハブミニ)
    • Alexaや Google Home から音声でドアを解錠することができます

SwitchBot キーパッド タッチ でできること

子どもに鍵を持たせなくても、指紋による生体認証で解錠できるのが良いですね。指紋データ登録も100件まで登録できるので全ての指の指紋を登録しても大丈夫です。

SwitchBot キーパッド タッチ でできること
SwitchBot キーパッド タッチ でできること
  1. 指紋認識によるドアの解錠
    • 濡れた指先や子どもの細い指でも、本体に保存されたデータで安全かつ素早く認識できます
  2. パスワードによる解錠
    • ワンタイムパスワードや期限限定パスワードを設定して解錠することができます
  3. カードキーによる解錠
    • 付属のカードキーで解錠することができます

SwitchBot アプリを導入する

SwitchBot アプリのインストール

まずはじめに SwitchBotのアプリのインストールを実施します。Windows や MacOS、Linux 用のアプリは提供されておらずスマホのみになります。

App Store で iOS 用のアプリをダウンロード
App Store で iOS 用のアプリをダウンロード
Google Play で Android 用のアプリをダウンロード
Google Play で Android 用のアプリをダウンロード

注意!

  • iOS 10.0 以上、Android 4.3 以上が必要です
  • Bluetooth バージョン 4.2以上が必要です

SwitchBot アカウントの登録

まず初めにSwitchBot アプリをインストールして起動して、SwitchBot アカウントを作成しアプリでログインします。


SwitchBot アプリを起動するとウェルカムページが表示されるので「はじめる」をタップします。
SwitchBot アプリを起動するとウェルカムページが表示されるので「はじめる」をタップします。
SwitchBot に位置情報のアクセスを許可しますか?にて「確認」をタップします。
SwitchBot に位置情報のアクセスを許可しますか?で「確認」をタップします。
このデバイスの位置情報へのアクセスを SwitchBot に許可しますか?で「アプリの使用時のみ」をタップします
このデバイスの位置情報へのアクセスを SwitchBot に許可しますか?で「アプリの使用時のみ」をタップします。

SwitchBot アプリのホームが表示されるのでアカウント登録するために「プロフィール」をタップします。
SwitchBot アプリのホームが表示されるのでアカウント登録するために「プロフィール」をタップします。
プロフィールが表示されるので画面上部にある「ログイン」右側にある「>」をタップします。
プロフィールが表示されるので画面上部にある「ログイン」右側にある「>」をタップします。
ログイン画面が表示されるので アカウントをお持ちでない? の右にある「作成」をタップします。
ログイン画面が表示されるので アカウントをお持ちでない? の右にある「作成」をタップします。

SwitchBot アカウント作成の画面が表示されるので メールアドレス、パスワードを入力し、「プライバシーと利用規約に同意します」にチェックを入れて「作成」をタップします。
SwitchBot アカウント作成の画面が表示されるので メールアドレス、パスワードを入力し、「プライバシーと利用規約に同意します」にチェックを入れて「作成」をタップします。
SwitchBot アカウント作成で入力したメールアドレス宛に届いた認証コードを入力して「確認」をタップします。
SwitchBot アカウント作成で入力したメールアドレス宛に届いた認証コードを入力して「確認」をタップします。
認証コードが確認されると、プロフィール画面が表示され SwitchBot アカウントでのログインが完了します。「ニックネーム設定」をタップします。
認証コードが確認されると、プロフィール画面が表示され SwitchBot アカウントでのログインが完了します。「ニックネーム設定」をタップします。

「個人情報」ページが表示されるので、「ニックネーム設定」をタップします。登録したメールアドレスも表示されるので確認しておきます。
「個人情報」ページが表示されるので、「ニックネーム設定」をタップします。登録したメールアドレスも表示されるので確認しておきます。
入力画面が表示されるので、使用するニックネームを入力して「OK」をタップします。
入力画面が表示されるので、使用するニックネームを入力して「OK」をタップします。
プロフィール画面が表示され 設定したニックネームが表示されます。以上でSwitchBot アプリの初期設定は完了です。
プロフィール画面が表示され 設定したニックネームが表示されます。以上でSwitchBot アプリの初期設定は完了です。

SwitchBot ロックを設置する

パッケージ内容を確認する

SwitchBot ロックのパッケージ内容
SwitchBot ロックのパッケージ内容

SwitchBot ロックには下記のものが納品されます。様々な形のサムターンに対応するためのアダプターや設置に必要なドライバー、クリーニングティッシュがパッケージされているのは嬉しいですね。

  • SwitchBot ロック本体(乾電池付き)
  • プラスドライバー
  • 予備の両面テープ
  • SwitchBot タグ * 2個
  • サムターンアダプター
  • 磁石
  • クリーニングティッシュ
  • 取り扱い説明書
  • 予備のネジ
  • ラベルシール(SwitchBot タグ用)

取り付ける玄関ドアをクリーニングする

両面テープの接着力を高めるために、取り付け面の汚れをふき取ります。
両面テープの接着力を高めるために、取り付け面の汚れをふき取ります。

パッケージに含まれる取り扱い説明書を読みながら設置します。SwitchBot ロックは両面テープで接着するため、取り付け面が汚れていると粘着力が弱くなってしまいます。まず最初に付属のクリーニングティッシュで取り付け面の汚れをふき取り、きれいにします。

ピッタリのサムターンアダプターを選ぶ

溝の幅が異なる3つのサムターンアダプターが添付されています。この中から玄関ドアのサムターンに合うサムターンアダプタを選びます。3つのうち1個は SwitchBot ロック本体に取り付けてあるので本体から取り外してから、実際に玄関ドアのサムターンにはめ込んでみます。私の家は真ん中のサイズのサムターンアダプターがピッタリでした。サムターンアダプターは引っ張るとパチッと音がして外れます。取り付ける際にはパチッと音がするまで押し込みます。

大中小3つのサイズのサムターンアダプターが添付されています。
大中小3つのサイズのサムターンアダプターが添付されています。
玄関ドアのサムターンにサムターンアダプタをはめてサイズを確認します。
玄関ドアのサムターンにサムターンアダプタをはめてサイズを確認します。
サムターンアダプターを取り付ける際にはパチッと音がするまで押し込みます。
サムターンアダプターを取り付ける際にはパチッと音がするまで押し込みます。

SwitchBot ロックの設置位置と方向を確認する

下記の点に注意して SwitchBot ロックを設置する位置と方向を確認します。私の玄関ドアは パターン③ だとSwitchbot ロックがドアノブに干渉したので、パターン① の方向で設置することにしました。

  • サムターンの近くに十分な設置スペースがある
  • SwitchBot ロックがドアノブに干渉しない
設置パターン①
設置パターン①
設置パターン②
設置パターン②
設置パターン③
設置パターン③

SwitchBot ロックの設置する高さを調整する

玄関ドアのサムターンの高さに合わせて、本体に装着されている土台アダプターを調節します。SwitchBot ロック 本体上面にある電池カバーを開けて、付属のプラスドライバーで土台アダプターを固定しているネジ *4本 を外します。土台アダプターを外側に引っ張ることで高さを調整できます。

SwitchBot ロック 本体上面にある電池カバーを開けます。
SwitchBot ロック 本体上面にある電池カバーを開けます。
付属のプラスドライバーで土台アダプターを固定しているネジ *4本 を外します。
土台アダプターを外側に引っ張ることで高さを調整できます。

ドアロックに合わせて土台アダプターの高さを調整する

手で SwitchBot ロックを固定しながら、ドアロックに応じて土台アダプターの高さを調整します。ネジで固定する前に、SwitchBot ロックのサムターンを回してスムーズに解錠・施錠できるかテストします。

注意!

  • サムターンアダプターの溝とサムターンのつまみの間に1~2mm の間隔を確保する
  • サムターンアダプターの溝がサムターンのつまみを半分以上つかんでいるように調整する

土台アダプターの高さが決まったら固定ネジ *4本 をしっかりと締めて固定します。最後に電源カバーを取り付けて完了です。

手で SwitchBot ロックを固定しながら土台アダプターの高さを調整します。SwitchBot ロックのサムターンを回してスムーズに解錠・施錠できるかテストします。
手で SwitchBot ロックを固定しながら土台アダプターの高さを調整します。SwitchBot ロックのサムターンを回してスムーズに解錠・施錠できるかテストします。
固定ネジ *4本 をしっかりと締めて固定します。
固定ネジ *4本 をしっかりと締めて固定します。
最後に電源カバーを取り付けます。
最後に電源カバーを取り付けます。

SwitchBot ロックを玄関ドアに取り付ける

土台アダプターに貼ってある両面テープのはくり紙をはがし、サムターンアダプターの回転中心とドアロックのサムターンの回転中心を合わせて貼り付けます。貼り付けたら Switchbot ロックを2分間、手で押し当ててしっかりと接着します。取り付けた後、サムターンの固定テープを取り除きます。

土台アダプターに貼ってある両面テープのはくり紙をはがします。
土台アダプターに貼ってある両面テープのはくり紙をはがします。
サムターンアダプターの回転中心とドアロックのサムターンの回転中心を合わせて貼り付けます。貼り付けたら Switchbot ロックを2分間、手で押し当ててしっかりと接着します。
サムターンアダプターの回転中心とドアロックのサムターンの回転中心を合わせて貼り付けます。貼り付けたら Switchbot ロックを2分間、手で押し当ててしっかりと接着します。
サムターンの固定テープを取り除きます。
サムターンの固定テープを取り除きます。

最後に電池の絶縁シートを取り除き、SwitchBot ロックに電源を投入します。SwitchBot ロックの青い表示ランプが点滅しデバイス追加の準備が整います。

参考

青色の遅い点滅デバイス追加の準備ができた / ファームウェアがアップデート中
青色・赤色の遅い点滅ペアリング失敗 / ファームウェアのアップデートが失敗
緑色に点滅施錠 / 解錠成功
赤色に点滅低電力 / デバイス動作に以上発生
LED表示ランプの状態
電池の絶縁シートを取り除き、SwitchBot ロックに電源を投入します。
電池の絶縁シートを取り除き、SwitchBot ロックに電源を投入します。
サムターンの固定テープを取り除きます。
サムターンの固定テープを取り除きます。
Amazon で Switchbot を購入
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SwitchBot アプリに SwitchBot ロックを登録する

玄関ドアに Switchbot ロックが設置できたら スマホにインストールした SwitchBot アプリに登録します。


SwitchBot アプリを起動し、「ホーム」の右上にある「+」デバイスの追加をタップします。
SwitchBot アプリを起動し、「ホーム」の右上にある「+」デバイスの追加をタップします。
「デバイスの追加」で「ロック」をタップして「ロックの追加」を表示します。
「デバイスの追加」で「ロック」をタップして「ロックの追加」を表示します。
SwitchBot ロック本体の表示ランプが青色の遅い点滅であることを確認して「次へ」をタップします。
SwitchBot ロック本体の表示ランプが青色の遅い点滅であることを確認して「次へ」をタップします。

「名称」に使用する SwitchBot ロックのわかりやすい名称を入力して「次へ」をタップします。
「名称」に使用する SwitchBot ロックのわかりやすい名称を入力して「次へ」をタップします。
SwitchBot ロックの設置が完了していることを確認して「設置済み」をタップして「ロックの校正」に進みます。
SwitchBot ロックの設置が完了していることを確認して「設置済み」をタップして「ロックの校正」に進みます。
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SwitchBot ロックの設置位置に合わせて磁石を取り付けます。
磁石は設置距離を水平距離 30mm 以内に設置します。
磁石の裏面にある両名テープのはくり紙をはがし、ドアの枠に貼り付けます。貼り付け後、外れないように60秒以上強く押し当てます。
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ドアを閉めた状態でサムターンを手で回し施錠した状態にして「次へ」をタップします。
ドアを閉めた状態でサムターンを手で回し、施錠した状態にして「次へ」をタップします。
ドアを閉め、サムターンのつまみを横に回して施錠した状態にします。
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サムターンを手で回し、解錠した状態にして「次へ」をタップします。
サムターンを手で回し、解錠した状態にして「次へ」をタップします。
サムターンのつまみを縦に回して解錠した状態にします。
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ドアを開いて、手動で施錠してから、ドアをドア枠に押し当てた状態にします。
ドアを開いて、手動で施錠してから、ドアをドア枠に押し当てた状態にします。
ドアを開いた後、サムターンを横向きに回して施錠状態にして、そのまま手を離します。デッドボルトがドア枠に当たってドアは開いた状態になります。
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ドアから手を離した状態で、「解錠テスト」をタップします。ドア枠に当たっていたデッドボルトが解錠され、ドアが閉まった状態になれば解錠テストは成功です。失敗する場合は「もう一度校正」を多プして校正しなおします。
ドアから手を離した状態で、「解錠テスト」をタップします。ドア枠に当たっていたデッドボルトが解錠され、ドアが閉まった状態になれば解錠テストは成功です。失敗する場合は「もう一度校正」を多プして校正しなおします。
ドアが閉まった状態で、「施錠テスト」をタップします。サムターンが縦向きになり施錠されたら施錠テストは成功です。失敗する場合は「もう一度校正」を多プして校正しなおします。
ドアが閉まった状態で、「施錠テスト」をタップします。サムターンが縦向きになり施錠されたら施錠テストは成功です。失敗する場合は「もう一度校正」を多プして校正しなおします。
「解錠テスト」と「施錠テスト」が成功したら「完了」をタップして SwitchBot ロックの初期設定を完了します。
「解錠テスト」と「施錠テスト」が成功したら「完了」をタップして SwitchBot ロックの初期設定を完了します。

SwitchBot ロックアプリのデバイスに「ロック」が追加されました。登録した「ロック」をタップするとアプリから解錠・施錠できます。
鍵のアイコンが解錠状態なので、アイコンをタップすると施錠されます。
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SwitchBot ロックのファームウェアをアップデートする

セキュリティリスクを軽減するために SwitchBot ロックのファーウェアを最新のものにアップデートしておきます。


ファーウェアアップデート対象の SwitchBot ロックを選択し、右上の歯車アイコン「設定」をタップします。
ファーウェアアップデート対象の SwitchBot ロックを選択し、右上の歯車アイコン「設定」をタップします。
設定の一覧にある「ファームウェア&バッテリー」をタップします。
設定の一覧にある「ファームウェア&バッテリー」をタップします。
「ファームウェアアップデート」をタップします。
「ファームウェアアップデート」をタップします。

SwitchBotロックの近くにスマホを置くとファームアップのアップデートが開始されます。
SwitchBotロックの近くにスマホを置くとファームアップのアップデートが開始されます。
SwitchBot ロックのファームウェアのアップデートされ「更新しました」と表示されたら「完了」をタップします。
SwitchBot ロックのファームウェアのアップデートされ「更新しました」と表示されたら「完了」をタップします。
ファームウェアバージョンが更新されていることを確認します。
ファームウェアバージョンが更新されていることを確認します。

以上で SwithcBot ロックの導入が完了しました。まだこの状態では Bluetooth を使ったアプリでの解錠・施錠のみとなります。この後の「自宅玄関のドアをスマートロック化してみよう – Part2 」では、ドアの外側からパスワード認証や生体認証を使っての解錠を可能にする 「 SwitchBot キーパッドタッチ」を導入していきたいと思います。


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