プラリペアでハンディファンの羽根を修理しよう

羽根が破損したハンディファン

子どもが使用していたハンディファンの羽根が折れてしまいました。首に巻いていたタオルの端がカバーの隙間から入り込み、羽根に巻き込んで折れたそうです、、、購入後2週間足らずでの破損です、、、

電車内や部活後には必需品とのことで、新たにもう一つ購入しましたが、内蔵バッテリーが 5200mAh リチウムイオン と比較的大容量ということもあり、捨てるに忍びないです。

羽根が破損したハンディファンは私が貰いうけ、修理してテレワーク時に涼をとるのに私が使いたい思います。

接着剤の修理だと、モーターの振動や羽根が受ける空気の抵抗ですぐに破損してしまうため、壊れた部分が再生できる造形補修剤の「プラリペア」を使って修理したいと思います。

プラリペアとは

プラリペア
プラリペア

プラリペアは、粉と液を混ぜて使う、2種混合タイプの造形補修剤です。プラスチックやアルミ、コンクリートなどが、割れたり、欠けた部分を再生できます。

プラリペア自身も固まるとアクリル樹脂になるため、欠けてなくなってしまった部分も再生復活させるという普通の接着剤では不可能なこともできます。

プラリペアで修理する

プラリペアの使い方は「ニードル法」と「ふりかけ法」がありますが、今回は修復面積が狭かったので「ニードル法」で修理しました。


プラリペアのパッケージ内容

プラリペアのパッケージ内容
プラリペアのパッケージ内容

プラリペアは下記のものが添付されています。

  • 混合用リキッド 液 10ml
  • 新素材造形補修材 粉 5g
  • スポイト
  • ニードル
  • ニードル容器

ハンディファンの羽根を仮止めする

プラリペアで修復するために、破損したハンディファンの羽根を正常な羽根と見比べながら同じ角度になるようにビニールテープで仮止めします。羽根がケースに干渉しないように確認するのも大切です。

まず最初に羽根の裏面をビニールテープで固定します。
まず最初に羽根の裏面をビニールテープで仮止めします。
羽根がケースに干渉しないことと、他の羽根と同じ角度になるように表面から釣り上げるようにビニールテープで固定します。プロペラが回らないように正常な羽根も本体に固定しました。

プラリペアを準備する

ニードル容器にニードルを取り付けて混合用リキッドを満タン近くまで吸い上げます。
ニードル容器を軽く押さえ、ニードル先端に液の玉を作り、新素材造形補修材の上に落とします。粉と液体が混ざり合って玉ができるので、ニードルの先端で拾い上げます。

プラリペアで補修する

ニードル容器を押さえて溶液を出し、ニードル先端のかたまりをドロッとさせて補修部分に落とします。ニードル先端を使って粉と溶液を伸ばし、軽く整えます。
プラリペアは25度の気温で約5分で硬化します。硬化後、仮止め用のビニールテープを外し、羽根の裏面も同様にニードル法で補修します。
プラリペアは25度の気温で約5分で硬化します。硬化後、仮止め用のビニールテープを外し、羽根の裏面も同様にニードル法で補修します。

5分以上待ち、硬化したら補修箇所の表面をヤスリで均します。
5分以上待ち、硬化したら補修箇所の表面をヤスリで均します。
少し表面がデコボコしていますが、修復が完了しました。
少し表面がデコボコしていますが、修復が完了しました。

今回使用したプラリペア ホワイト

羽根を修復したハンディファン


接着剤ではすぐに羽根が外れてしまいますが、プラリペアで修復した場合、風量をMAXにしても羽根が外れることなく使用できました。プラリペアを厚めに塗っていることもあり、風量が真ん中を超えたあたりから若干ブレを感じますが、問題なく使用できています。

カテゴリー: DIY

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